【Jim Dunlop】楽器の外観と演奏性を最高の状態に保つための3ステップ

楽器の外観、演奏性を本来の状態に保つためには、定期的なメンテナンスが必要となります。
ここでは、ギターやベースを末永く使っていくための簡単な3つのステップをご紹介します。

指板のクリーニングとコンディショニング

指板を掃除して、乾燥から守りましょう。
指板の状態はサウンドにも影響を与えます。

では、どのようにすればいいのでしょうか?
Jim DunlopのFingerboard 01 Cleaner and PrepFingerboard 02 Deep Conditioner Oilをおすすめします。
まずは、弦を外して下さい。ダンロップのポリッシュクロスなどのきれいな布にFingerboard 01 Cleaner and Prepを塗布し、指板の汚れをとりましょう。拭き終わったら自然乾燥させてください。

次に、Fingerboard 02 Deep Conditioner Oilをさきほどとは別のきれいな布に塗り、指板の木目に塗布し、余分についたものは拭きとり乾燥させてください。
木に適度なオイルバランスを持たせて変形や割れを防ぎます。

フレット磨き及びナットに潤滑剤

磨かれたフレットと十分に潤滑されたナットは、楽器本来の性能を発揮するために不可欠です。
System 65 Fret Collar KitSystem 65 Superlube Gel Penを使ってフレット磨きとナットのケアを行いましょう。

まずは、Fret Collar Kitを使って作業を行います。指板の木材の汚れと同様に、フレットの汚れはトーンを殺し、金属が腐食する原因となります。フレットカラーをかぶせて、付属のマイクロフレットポリッシングクロスを使用して汚れを取り除き、金属の自然な光沢を取り戻しましょう。

弦交換の際など、指板をキレイにできるタイミングでやることをおすすめします。

次に、System 65 Superlube Gel Penの出番です。柔軟なへら状の先端で弦がのっていない状態のナットの溝にSuperlube Gelを塗りましょう。弦交換をするたびに、これを行うのをお勧めします。

ヒント: Superlube Gel Penは、楽器の他の可動パーツの潤滑剤にも最適です

ボディとネック裏を磨く

楽器を拭くことは見た目をキレイにするだけではありません。ネックの後ろに汚れが溜まっていると演奏性に影響がでてきます。

このステップでは、例としてFormula 65 Polish & CleanerBodygloss 65 Cream of CarnaubaPlush Microfiber Clothを使って楽器を磨いていきます。(使用可能なケア用品は楽器のフィニッシュなどによって異なります。ご使用の楽器に合ったケア用品を選択してください)

まずFormula 65 PolishMicrofiber Clothで楽器のボディの表面を拭いていきます。次にBodygloss 65 Cream of Carnaubaを使って、見栄えの良い美しい仕上がりで水気と汚れに強い膜を作ります。ネック裏も同じようにしてください。

こちらのケアは1~2週間に1回行えば十分です。

楽器のケアを習慣に

ダンロップのケア用品は世界のトップギターテックに愛用されています。
彼らがこれらの製品をミュージシャンのツアーサポートから日々のケアまで様々なシーンで使用しているのには理由があります。
定期的にケアを行い、楽器を保護し、手に取るたびに最高のサウンドを鳴らしましょう。

これらのプロセスは非常にシンプルで、楽器ケアのルーティンにする価値があります。

今回の記事でご紹介したケア用品
Fingerboard 01 Cleaner and Prep
Fingerboard 02 Deep Conditioner Oil
Polish Cloth
System 65 Fret Collar Kit
System 65 Superlube Gel Pen
Formula 65 Polish & Cleaner
Bodygloss 65 Cream of Carnauba
Plush Microfiber Cloth