【MXR】究極のエコーペダル JOSHUA AMBIENT ECHO

Phase 90サイズに詰まった多機能ディレイ

MXR M309 Joshua Ambient Echoは、60年代、70年代のサイケデリックなエコー・サウンドから、80年代のアンビエントなエコー・サウンドまで、あらゆるエコーサウンドを一台で表現可能な、まさに究極のエコーペダルです。

  • サイケデリックなサウンドから幻想的なアンビエントサウンドまで、幅広いエコーサウンドをカバー
  • テンポやリズムを直観的にコントロール可能
  • エフェクトにモジュレーションやオルガンのような雰囲気を追加可能
  • 本体スイッチまたは外部スイッチでタップテンポを設定可能
  • ホールドモード搭載
  • ステレオモード、エクスプレッション機能(要外部ペダル)、そのほか高度なカスタマイズ可能な機能をPhase90サイズの筐体に収めました

各機能については、こちらの動画からご確認いただけます。
当ブログ記事では、記事では文中の該当箇所のタイムラインにリンクを貼っています。
文章と動画の両方で機能の確認をしていただけますので是非ご覧ください。

コントロール

  • CTRジャック:EXPペダル(DVP3, DVP4, DVP5 など)またはタップスイッチ(M199 など)を接続するジャックです。
  • FOOTSWITCH:エフェクトのオン/オフを切り替えます。
    また、長押しでタップスイッチとして使用できます。
  • REGEN:エコーのリピート回数を調整します。
  • DELAY:エコーのテンポを50ms~1000msの間で調整します。
  • ECHO 2ボタン:4分音符のテンポ(デフォルト時/変更可能)で2つ目のエコーを追加します(オン時にLEDが点灯します)
  • TRAILSボタン:エフェクトオフ時にエフェクト音を残すか、切るかのオン/オフを切り替えます(オン時にLEDが点灯します)
  • VOICE:-1、+1、+2オクターブシグナルのミックスを調整します。
  • MOD:モジュレーションの強さを調整します。
  • MIX:エフェクト音全体の音量を0から入力音と1:1の間で調整します。
  • DIVISION:1つ目のエコーのテンポに対するリズムを選択します。

高度な操作

フットスイッチ: バイパス & タップテンポ

フットスイッチは、デフォルトではトゥルーバイパスになっています。 Trails モードが有効の場合はバッファードバイパスになります。
フットスイッチは、エコーのテンポを設定するためのタップテンポスイッチとしても使用できます。
スイッチを1 秒間長押して、タップテンポモードに切り替えて好みのテンポでタップしてください。

エクスプレッションペダルを使用して2つの設定をブレンドする

DVPシリーズ(DVP3, DVP4, DVP5 )などのエクスプレッションペダルを使用して、2つの異なる設定を切り替えたりブレンドしたりできます。
サイドのCTRスイッチをTAP/EXP(左側)の位置にして、TRS(ステレオ)ケーブルを使用してCTRジャックに接続してください。

エクスプレッションペダルをかかとの位置にして、ノブとボタンを調整して設定してください。
次にペダルをつま先の位置に移動して、ノブとボタンを調整して異なる設定をしてください。
ペダルを前後に動かすと2つの設定で作成されたサウンドの間をスムーズに行き来できます。

外部タップスイッチを使用してタップテンポを設定

M199 TAP TEMPOのような外部タップスイッチを使ってタップテンポを設定できます。
CTRスイッチをTAP/EXP(左側)の位置にして、TS(モノラル)ケーブルを使用してCTRジャックに接続してください。
M309がオン時に、外部タップスイッチを押してテンポを設定できます。

ホールド(フリーズ)モード

外部タップスイッチを使用しているときに、外部タップスイッチを押し続けると最大フィードバックでディレイ音がホールドし、スイッチをはなすまで新しいシグナルがディレイに影響を受けなくなります。

ステレオモード―Mono/Stereo

ECHO 2ボタンを押したまま、VOICEノブを時計回りにまわすとECHO 2とTRAILSボタンが点滅しステレオ出力モードになります。

  • TRSスプリッターケーブルを使用する:
    OUTジャックに接続し、CTRスイッチをTAP/EXPにしてください。
    TIPからECHO 1、RINGからECHO 2が出力されます。
  • TSケーブルを使用する:
    OUTとCTRジャックにケーブルを接続し、CTRスイッチをAUDIO(右側)にしてください。
    OUTからECHO 1、CTRからECHO 2が出力されます。

ステレオモード―Wet+Dry/Dry

ECHO 2ボタンを押したまま、VOICEノブを反時計回りにまわすとECHO 2とTRAILSボタンが点滅しステレオ出力モードがオフになります。

  • TRSスプリッターケーブルを使用する:
    OUTジャックに接続し、CTRスイッチをTAP/EXPにしてください。入力音+エフェクト音(TIP)と入力音(RING)がそれぞれ出力されます。
  • TSケーブルを使用する:
    OUTとCTRジャックにケーブルを接続し、CTRスイッチをAUDIOにしてください。OUTから入力音+エフェクト音が、CTRから入力音が出力されます。

高度な設定

ECHO 2またはTRAILSボタンを押したままペダルのノブをまわすと、さまざまな機能を調整できます。
操作前に、ノブの位置を確認してから操作後にノブ位置を元に戻してください。(パラメーターによっては、操作後のノブ位置がエフェクト音に反映される場合があります。)

ECHO2ボタンを押しながらの操作

DELAY―ECHO 2 LEDの設定
反時計回りにまわすとECHO2とバイパスLEDがオン時に穏やかに点滅し、時計回りにまわすと激しく点滅します。

MOD―エコーのフェードアウト設定
デフォルトでは2つのエコーが同時にフェードアウトする設定になっています。この機能を無効にするには、ノブを反時計回りにまわしてください。TRAILS LEDが点滅し、異なるタイミングでフェードアウトします。時計回りにまわすと再度オンになります。

VOICE―ステレオモード
時計回りにまわすとステレオモードがオンに、反時計回りにまわすとオフになります。切り替わるとECHO2とTRAILS LEDが点灯します。

REGEN―ECHO 2 リピート
時計回りにまわすと1つ目のエコーに対する2つ目のリピート数が増加し、反時計回りにまわすと減少します。

DIVISION―ECHO 2 リズム
ノブをまわして2つ目のエコーのリズムを選択します。ECHO 2では、8分+符点8分の位置は16分音符になります。

MIX―エコーミックス
時計回りにまわすと1つ目のエコーに対する2つ目のエコーのミックスが増加し、反時計回りにまわすと減少します。

TRAILSボタンを押しながらの操作

DELAY―TRAILS LEDの設定(テンポの視覚化)
時計回りにまわすとTRAILS LEDがオン時にテンポに対して4分音符のリズムで点滅し、反時計回りにまわすと点滅せずに常時点灯になります。

MOD―モジュレーション RATE/DEPTH
デフォルトでは、MODノブはモジュレーションエフェクトのRATEとDEPTH両方をコントロールします。個別に設定するには、TRAILSボタンを押しながら時計回りにまわすとDEPTHコントロールになり、TRAILSボタンをはなすとRATEコントロールになります。MODノブは設定がリセットされるまでRATEコントロールとして機能します。

VOICE―ハイカットフィルター
時計回りにまわすとハイエンドの周波数範囲が減少します。周波数は、反時計回りにまわしきると12kHz、12時の位置で2kHz、時計回りにまわしきると200Hz(デフォルト)になります。

REGEN―リバーブ ディケイ
時計回りにまわすとリバーブの減衰が増加し、反時計回りにまわすと減少します。この調整を行うとリセットされるまでこの設定がDELAYノブのコントロールから切り離されます。

DIVISION―コンプレッションスレッショルド
時計回りにまわすとスレッショルドが上がり、反時計回りにまわすと低くなります。真ん中がデフォルト設定です。

MIX―リバーブ ミックス
時計回りにまわすとリバーブのミックスが増加し、反時計回りにまわすと減少します。

設定をリセットする

全てのパラメーターを工場出荷時の設定に戻すにはバイパスLEDが点滅するまでECHO 2とTRAILSボタンを5秒間押し続けてください。

動画でサウンドチェック

高田歩高高-takataka-WHITE LIESelfishJean23)さんによるデモ演奏
最後のステレオサウンドは是非イヤホンでチェックしてみてください。

MXRが放つ究極のエコーペダルM309 Joshua Ambient Echo ぜひお試しください!

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